レオポルド・フォン・ザッヘル・マゾッホ『聖母』(中央公論新社
2、3年前に比べるとマゾッホの著作がめっちゃ読みやすくなった。『毛皮を着たヴィーナス』の文庫復刊が果たした役割は大きい?ほんと、数年の違いで一人の作家を取り巻く状況って変わるもんなのね。そのタイミングで買い揃えておかないとまたすぐ絶版になってしまう。で、この本、思ったよりもマゾマゾしてなくてちょっとがっかり。久しぶりの活字体験だったのだがちょっと物足りず。

 
聖母