ブルックナーはこれまでちゃんと聴いた事がなかった、というかいまいちハマらなかったのだけど、チェリビダッケのを聴いたら結構面白いかも。3番はワーグナーに捧げた曲。『Jazz at Massey Hall』はモダンジャズの巨人、夢の共演。チャーリー・パーカーディジー・ガレスピーバド・パウエルチャールズ・ミンガスマックス・ローチクインテット。定冠詞がついてしまうのも頷ける。ダイアル・レーベルに吹き込んだ全録音を集めた4枚組はパーカーファンなら誰もが持ってるアルバム。独特な曲名が多いのだけど例えば「ムース・ザ・ムーチェ」はパーカーがクスリを買っていた売人の綽名らしい。数あるパーカーのアルバムの中でも特にゴキゲンなのが『Bird and Diz』で、冒頭の「Bloomdido」のソロとか絶妙。音も比較的良いし大好き大推薦。

  
ブルックナー:交響曲第3番 Jazz at Massey Hall Complete Dial Sessions Bird & Diz