ハイファッション
コレクション特集号だからと言って1200円は高過ぎだろう・・・。しかも最高レベルのモード誌、しかもパリ、ミラノ、ニューヨーク、東京コレクション特集なのに広告が全然とれてない。その分価格を釣り上げざるをえなくなって1200円。ヴィトングループもプラダグループも何やってんだ。しかしどうにかならんもんか??このままじゃミスター・ハイファッションの二の舞になりそうで恐ろしい。
で、コレクション写真を見た感想は
ジュンヤ・ワタナベに感動。もちろんレディースの方。ファスナーがかくも美しいとは。ちょっと天才だな、と思ってしまった。今日の写真の首もとは金のアクセサリーでは無く、ファスナー。後はヴィクター&ロルフとかガリアーノのメンズとかは面白かった。似合う似合わないは置いといてあんだけ猛烈な世界観を持っている事が凄い。誰にも真似できないだろ、みたいなパワーがないとデザイナーなんかやっていけないよなぁ。東京コレクションにはそういうパワーが欠けている。耀司はY3始めた頃はかなり燃え上がった感じがしたけどそれもつかの間、また失速・停滞している気がする。耀司のイメージを自分で巧みに反復してる感じかしら。ギャルソンも数シーズン前から過去のコレクションで見たデザインが目につくようになってきて一時期より失速した感じがするけど、今回のレディースは組合わせの妙で新しい美しさを提案し続ける役割は果たせているのかもしれない。こんな服見た事無いよ!っていう感動をもっと味わいたいなぁと思う今日この頃。イッセイは論外。