紅白梅図屏風

尾形光琳
先日のNHKスペシャルの録画を見る。「紅白梅図屏風」は従来金箔と銀箔を使って作られていた、とするのが定説だったのだけど、科学的に調査したら金箔も銀箔も使われていない事が判明。金箔を張る時は四辺をわずかに重ね合わせながら張り、その重なった部分を箔足というのだけれど、光琳はその箔足をも描いていた事が判明。金箔、銀箔を使った様に見せ掛ける事が元から狙いとしてあり、300年間、私達は見事に騙されていた、という訳。恐るべし、尾形光琳