ロザリン・テューレック
20世紀のピアニストシリーズのテューレックを聴く。バッハの演奏に全てをかけた女性で、演奏家としても研究者としても有名。若い頃なんか特に、外見からしてなんとも神聖な感じがするが、バッハに一生を捧げるとこういう顔になってくるものなのか。その風貌と正確な演奏から超保守的なイメージを持っていたが、実際はテルミンとの交流があったりして、ハープシコードシンセサイザーからスタンウェイまで様々な楽器でバッハを演奏したと言う柔軟な一面も。そして彼女の演奏スタイルはあのグレン・グールドにも影響を与えたらしい。これは今日知った。パルティータはとにかく美しいの一言につきる。ゴルトベルク変奏曲はグールドが影響を受けたと言うのもわかる気がした。

20世紀の偉大なるピアニストたち?ロザリン・テューレック  20世紀の偉大なるピアニストたち?ロザリン・テューレック(2)