李相日『69』
監督はPFFグランプリの新人監督らしい。と言う訳で少し期待して行ったけど、オープニングはアニメーション含めてテンポも良いしカッコイイ。ただ全体的にエピソードを詰め込み過ぎで後半とか悲惨。原作読んでないと所々どうしようもないかも。ただまぁ、小説よりはバカな男子のワクワク感みたいなものは増大していた気が。69年の話な訳だけど、あまり69年に見えない。それをポジティブに捉えるかどうかは別れる所。思いっきり換骨奪胎して現代の青春エネルギー爆発ワクワク話とかにしても良かったかもしれないが、如何せん原作の存在が大きすぎたか。原作に縛られている印象はあった。ちなみに、公開したばかりなのに結構空いてた・・・。