2007-01-31から1日間の記事一覧

横山光輝『三国志』(潮出出版) 1〜10巻。男子たるもの一度は通る道、それが歴史もの。懐かしくなって一気読み。なかなか不遇の時期が長い劉備は見ていて悶々としますね。いい人なんだけど、泣かず飛ばず。あーもどかしい。人が良すぎて呂布に城をのっと…

山田風太郎『明治小説全集7 明治断頭台』(ちくま文庫) 1話完結の短編が連なって次第に長編としても読める形式の推理小説。主人公の香月経四郎を追ってフランスからついてきた女=エスメラルダの設定が奇抜。恐山のイタコ状態で死者の霊を呼び寄せて事件…