2011-05-07 ■ 読 『流跡』 詩のような小説。流れる言葉が心地よい。『きことわ』よりもこちらの方が好みだな。普段なら気にもとめなかったであろう一節が妙に気になった。 子供は可愛い。妻とはいくら性交渉をかさねようと心をかよわせていようと離婚をすれば契約はきれる。子供とはいつまでも縁がきれない。愛していようといまいと永遠に自分の子供なのだから生きている以上関与してくる。 流跡作者: 朝吹真理子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/10メディア: 単行本 クリック: 57回この商品を含むブログ (40件) を見る