奥泉光シューマンの指』(講談社
かなり蘊蓄に走るので、イマイチ気に食わない人も周りにはちらほら。だけどその蘊蓄を含めて好きだし、この人が描く演奏シーンの美しさ、あるいは音楽の美しさを語る言葉はとても素晴らしいと思う! 『鳥類学者のファンタジア』もあの最後のジャズクラブのシーンだけで、とても幸せな気分になれた。

シューマンの指 (100周年書き下ろし)

シューマンの指 (100周年書き下ろし)