2007-05-20 ■ 読 ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』(集英社) 北村太郎訳のアリス。元々キャロルがアリスに語って聞かせてあげたお話というのが元になっているので、語りかける口調で訳されているのが特徴。いつも『不思議の国のアリス』と『オズの魔法使い』がごっちゃになってしまうのだけど、あらためて読んでみて、意外と地味だな、という印象。ダークさも卑猥さもあんまりない健全なお話だな、という印象に。新装丁版は表紙を羽海野チカに依頼。ちょっと目を引く仕上がりになってます。