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- 宮崎吾朗『ゲド戦記』
- 原作から微妙に要素をつまんで、キャラと世界観はそのままにして作ったオリジナルストーリー。はっきり言って、原作を読んでないと世界観やキャラのバックグラウンドを知ることは不可能に近い。大体ベースになってるのが4巻でしょ、いきなり4巻読んでわかる人なんていないわけで・・・。キャラ立ってないし、盛り上がりに欠けるし、近年まれに見る許しがたい駄作。肝心なところは何でもかんでもベラベラ喋ってしまってクドいし、宗教くさいし。そういうことはキャラに語らせるんじゃなくて、観た後に客が心の中で感じ取れれば良いことだ。原作がとても好きなだけに怒りが収まりません。せめて原作が多くの人に読まれ、愛されますように。残念な映画でした・・・。
- ゴア・ヴァービンスキー『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』
- 口直しに観ました。ちゃんと楽しめた。ジョニー・デップは名優ですね。