ジェフリー・S・ヤング『スティーブ・ジョブス 偶像復活』(東洋経済
クソ分厚いし、平板な文章なので7割がたつまらないのだけど、それでも何となく知ってるスティーブ・ジョブスがどんな性格の人なのかとかはわかって面白い。カリスマ性ってあるんだな、というか自分のやりたいことに向かって突っ走って、それについて来れる人だけ使うってのも有りなんかな、という気分に。

 

現実になど自分の決意のじゃまはさせない。自分の市場「感覚」を信じていたのだ。かなりあとになって、このころのことを説明した言葉がある。
「膨大な数が売れると思っていたけど、他人のためにMacを作っていたわけじゃない。自分たちのために作ってたんだ。Macがすごいかどうかは我々が判断する。市場調査をするつもりなんかなかった。グラハム・ベルが電話を発明したとき、市場調査をしたと思うかい? するわけないじゃないか」
  
P.135-136より

 
スティーブ・ジョブズ-偶像復活