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- アンリ・ジョルジュ・クルーゾー『悪魔のような女』
- フランスのヒッチコックと言われたクルーゾー。二転三転する結末を他人に喋るなという注意書きが最後に出てくる事でも有名。当時批評家達にもそれを徹底させたらしく、批評家達は誉めようがないと困惑してしまったらしい。6年後クルーゾーの奥さんがまるでこの映画のように浴室で謎の死を遂げたと言うのには偶然とは言えビックリしますな。サスペンスの盛り上げかたが巧み、さすがフランスのヒッチコック。
- アルフレッド・ヒッチコック『間諜最後の日』
- こちらは本家本元ヒッチコック、犬を使ったユーモアは秀逸。サスペンスを盛り上げ笑いにしてしまう、その犬という小道具の使い方が巧いなぁ。秀作。
- 『チキチキマシン猛レース 2』
- 英語版と吹き替え版ではかなり違うのに驚き。やはりこの作品は日本語版の名調子を味わいたい。ブラック魔王が悪巧みをしてレースに勝とうとするけど自滅、と言うパターンを徹底的に繰り返すだけなんだけどなんか、良いんだよな。ブラック魔王が良い事思いついた、じゃなくてちゃんと「よ〜し、悪い事思いついたもんね」と言ってたりすると、もうそれだけでチキチキマシン猛レース万歳!という気分になる。