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- 押井守『機動警察パトレイバー』
- 劇場版第1作はレイバーのOSに仕込まれたプログラムで例バーたちが暴走するというお話。攻殻機動隊で言うなら電脳ハッキングみたいなもんか。押井守の作品には路地に密集した市場が出てくる事が多い。しかもそれを俯瞰で。何故か既視感があって、良く考えてみたら劇場版の攻殻でもあったなぁ、と。
- スティーブン・スピルバーグ『激突!』
- 当時25才のスピルバーグが映画監督としてデビューする前に撮ったTV用の低予算作品。大型タンクローリーを負い越したらその後しつこく追い掛け回されると言うだけのストーリーなのだけど、すんごく良くできている。タンクの運転手は出てこないし、動機もなにもはっきりとはわからないまま、ひたすら煽り続けるタンクが何とも言えず怖い。サスペンスの名作。
- フランソワ・トリュフォー『突然炎のごとく』
- フランス映画、しかもヌーヴェルバーグの作品を見るのは久しぶり。男2、女1の三角関係の話で、トリュフォーの若々しさを感じる。青臭さ、でもありそうだけど。ちょっと疲れた。