イタロ・カルヴィーノ

イタロ・カルヴィーノ『宿命の交わる城』(河出文庫
城にやって来た人々の物語がタロットカードから紡ぎ出されるってのがユニーク。テーブルに並べられたタロットは縦からも横からも読み取れる訳で、1つ1つの読み取り方も面白い。イタロ・カルヴィーノは作品ごとに作風がガラッと変わるのも面白い。
篠山紀信『人間関係1』(マガジンハウス)
意外な人の繋がりが見えて面白い。大島渚がまだ元気だったりとか、感慨深い。時の流れは残酷ね。1500円は安いぞ。

宿命の交わる城 (河出文庫)  BRUTUS特別編集 人間関係1 (Magazine House mook)