レイ・チャールズ

旅行に行っている間色々な事があった様子。レーガンが死んだり、窪塚が飛び下りたり。NHKの特報首都圏で最近の求人事情を特集。大筋の流れは新宿のハローワークに求人がかなり多数あるらしいがそのほとんどが派遣や契約社員、という普通の展開。が、取材されていた人の話に驚いた。関節夫。元大手広告代理店のコピーライターで受賞歴もあり一時は年収1500万を越えていたらしい。この人、バブル崩壊後の不況の煽りを受けリストラ。代理店のクリエーター、しかも受賞歴がある人もリストラされていたんだという事実にまず驚く。リストラされた後やむなく独立、が、失敗。800万の借金を背負い、家族とも別れて、ハローワーク生活。広告会社への再就職を志望するものの正社員の求人は無く、パソコンの組み立てなど短期の仕事を転々としている。取材中カップヌードルを作る姿が切なすぎる。コツコツ書き貯めていた短歌を出版しているみたい。関節夫『たそがれはまだ早い』(アートン歌人として生きていくのか?クリエーターは潰しがきかない・・・。

たそがれはまだ早い―団塊のお父さん応援短歌