志ん朝の落語5

5巻読了。残すところ後1巻。落語を本で読んで楽しいのか、と思ったけれど読んでみたらこれがめっぽう面白い。寄席での身振や表情なんかも重要な表現の要素なんだろうけど、本質はテキストにある気がする。CDや本で楽しむ時は必然的にテキストに集中するので最適な鑑賞法かも。そういえば志ん生も一番怖いお客さんってのは目をつぶってじっと聞く人だ、なんて言ってたようだし。

志ん朝の落語 5 浮きつ沈みつ (ちくま文庫)