ル・クレジオ ちと難解。

ル・クレジオ『調書』(新潮社)
ル・クレジオのデビュー作にしていきなりのゴンクール賞候補に。惜しくも落選したものの、五大文学賞の一つであるルノドー賞を受賞。ル・クレジオカミュ『異邦人』以来の華々しいデビューを飾り、話題に。とにかく実験的な作品で面くらった。現実と虚構の混ざり具合も半端なくて正直良くわからなかった。しばらく後で読み返してやっと素直に凄いって思える様になったけど。ゴダールと似ているって言う人がいるけど、なんか安易な気がしてそんなもんかなぁ、と思いつつも良くわからんからそれについては態度保留。絶版中につき古本屋で購入。