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ヴァルター・ベンヤミン『パサージュ論４　方法としてのユートピア』（岩波書店）

少しずつ、少しずつ読んでやっと読了。パサージュとは今で言う屋根付きの商店街、アーケードみたいなもの。パサージュ論には無数の切り口がある。自分の様な哲学、思想の門外漢でも読んでいて面白いと思う所はたくさんある。折に触れ読み直したい。まだまだ理解度１％、しかしまさか文庫化されるとは思わなんだ・・・。ちょっと悔しい。気軽に読める解説書としては鹿島茂『パサージュ論熟読玩味』が面白かった。