阿部和重

夜中の六本木
飯を食い、みんな帰った後で一人六本木散策。大好きな本屋で欲望の赴くままにセレクトしていたら、クレーマーが現れた。自分の買った本(しかもかなり高い美術書)に落丁があったから変えろ、というもの。しかしこの人見るからに怪しい。以前にも同じことを言ってきたんだとか。以前の名前を言ってもそんなこと言ったっけみたいにとぼけているし・・・。レシートがないと店頭での返金は無理だから、出版社に直接問い合わせてくれといっても一向に引かない。ねちねちと嫌がらせめいたことを言う姿は本当に気持ち悪い。ただでさえ色々大変な書店をそんなにいじめるなよ!と思ってしまいました。
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阿部和重『プラスティック・ソウル』(講談社
ある日出版社から素人4人で共同執筆する仕事を依頼された主人公。すると、その共同執筆者の一人が突如失踪。自分の身の回りにも不可解なことが起こり始めて、妄想が暴走。そんで、それを回想。そういうお話。とにかく主体が変わりまくる。主人公なのか、主人公が自分を客体化して話しているのか、そいつの彼女の目線なのか。語り手がめまぐるしく入れ替わり、自分が見ていたはずの光景を自分が演じていたり、と世界がどんどんねじれていく!腸捻転小説と名づけましょう!?面白かった。

 
プラスティック・ソウル