2003-01-21から1日間の記事一覧

チャールズ・ディケンズ『荒涼館 4』(ちくま文庫)

ディケンズ『荒涼館』読了。貧者や一般市民への視点、社会批判、などがキーワードか。ドストエフスキーへの影響という点はうなずける。が、夢中にはなれなかった。ドストエフスキーの方が一枚もニ枚も上手な印象。ディケンズを読んでドストエフスキーの偉大…

日本の古本屋で狙っていた『日影丈吉全集6巻』が売り切れていた。非常に悔しい。慌てて1巻を購入。『内田百間集成2』を読みはじめる。正直短編だけを読んだ時点では百間はあまり評価していなかった。独特の言葉遣いは面白かったけれど。が、「阿房列車」…

東京都現代美術館の常設展を観に行く。この美術館は金を持ってるなぁという印象。現代美術は観ていて楽しいものもあるが理解の範疇をこえるものも多く、美術の幅広さに呆然とした気分にもなる。自分は何もわかってないのではないか、という漠然とした不安。